手塚治虫の代表作の一つであるブラック・ジャックの原画を中心とした史上最大規模の展示が六本木東京シティビューで開催中です。
エントランスから人物紹介
展示室は4つに分かれています。エントランスから第1室はフォトスポットと登場人物紹介です
エントランスはブラックジャックの漫画的な書き割りとXで募集した名ゼリフが展示されています
主要な登場人物の紹介
こんな感じで前半はところどころフォトスポットがあります
エントランスから人物紹介のエリアの最後には手塚治虫の仕事場を再現したデスクもあります
圧巻の原画展示
やはり今回の見どころは第2室から第4室にかけての原画の展示です。特に「B・J曼荼羅」と題された約140話に及ぶ原画の展示は圧巻です。
初期の頃はトランプのモチーフが結構出てきます。タイトルのタイポグラフィなどアメリカ映画のタイトルを彷彿とさせる作り込みです
テーマごとに作品が分けられています
そんなに大きな空間ではないですが、原画の数とそのテーマの掘り下げでかなり見応えのある展示となっています。本気で読み出すと1-2時間では足りないですが、気になるところを読んでいるだけでも現代に通じるテーマが多く、人の価値観はブラックジャックが連載されていた頃からほとんど変わっていないと感じます。
東京シティビューにて11月6日まで開催中です。
開催情報
会期:2023年10月6日(金)~ 11月6日(月)
開館時間:10:00~22:00(最終入館:21:00)
会場:東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)