2013.9.5
圧倒的コストパフォーマンスのイヤフォン Final audio design
イヤフォンが壊れました。
大体半年から1年ぐらいで片耳が飛んで買い換える事が多いのですが、その度に使っていたのと同じものではなく別の物を買っていました。
ここ最近使っていたのはbang &olfsenのA8、senheiser、creative、audio-technica と続きますが最初のA8からガクンと価格帯が落ちています。ほぼ消耗品に近いイヤホンに2万ぐらいのお金を出すのが惜しくなってきたのが原因ですが、とはいえA8の音の分離とフィット感、デザイン、そして2年以内であれば壊れても新品と無償交換!(いまどうかわかりません)というカスタマーサービスの良さは他では考えられません、結局買い換える度にもっといい音のイヤホンがあるんじゃないかと1,500円から5,000円ぐらいの間で買えるイヤフォンを探す旅が続いていました。
しかしそんな旅も終わりに近づいているようです、最近使っていたaudio-technicaはあまり気にいらず、右耳が聞こえなくなったのを機に再び探していたのですが、コストパフォーマンスと音質で気に入って再度買おうと思っていたたcreative製品は仕様が変わって音質が落ちてしまったらしいので、仕方なく別の製品で良い物がないか探していたところfinal audio designという聞き慣れないメーカーの製品を発見。どんなにいい製品でもある一定の評価者を超えると低い点数が目立つamazonのレビューで概ね高いと評価を得ていたし、ホーンスピーカーを参考に開発されたという製品の特徴も気になって購入、届いたら早速視聴。
たまたま再生リストに残っていたgotan projectのmi confesionを再生。最初の1秒でぞくっときました。今まで聞こえてなかったバンドネオンの残響、ベース音の細かなニュアンスなど、うるさい野外でなく室内で聴いている事を差し引いてもこの再現性には本当に感動しました。今度は出勤途中に歩きながら、電車でと聴いていますが、やはりこの音の分離の良さは同じ価格帯の他のイヤホンでは聴いたことがありません。ピアノの複雑な和音とホーンセクションが同時に鳴っていても、ピアノの一音一音がしっかり聞こえてくる感じ、ドラムだと一緒に鳴っているタムとスネアの残響が気持ちいいです。謳い文句の全てのプレイヤーにという意味がわかります、これで耳コピするのと普通のイヤフォンで耳コピするのは全然違いそうです。とくに中域から少し上下ぐらいの音が本当に素晴らしい、その分高域と低域が大分物足りなく感じますが、コストパフォーマンスを考えたら十二分です。
聴く音楽は選びそうですがバンドサウンドのようなもので、しっかり残響が録ってあるものだと聞いてて楽しいです。
音以外だとサイズがちょっと大きめなので、 多分僕の耳は普通サイズだと思いますが1時間ぐらいつけている 今時点で 慣れで気にならなくなりそうなレベルですが 若干違和感を感じます。
10年ぐらいの長きに渡ったイヤフォン探しの旅もいよいよ終わりに近づいているようです、そういう意味でのfinal audio designてことですね。
今まで聴き飽きた曲でも新しい発見があるかもとこれを使って聴くのが楽しみです。
もしイヤフォン探しで迷っている方がいたら強くおすすめします。
final audio design Piano ForteII ダイナミック型イヤホン ブラック×ブルー

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