2020.8.31
フリーペーパー11種 紙メディアの今後
久しぶりのフリーペーパーご紹介です。
コロナが本格的に流行しはじめてからは、公共の場におかれ不特定多数の人が手にとるようなフリーペーパーのような紙媒体の配布は若干ですが減ったと思います。8月末日現在、若干ですが今まで普通に配布されていたフリーペーパーが復活し出していますが、手に取られて行く数が減っているような気もします。そんな中見つけたフリーペーパー達です。
かき氷の角が立っている状態で撮影したスピード感が感じられます。
生活の中の防災を感じさせる写真です。
都会らしさと自然らしさを感じるイラストレーションです。
テーマと表紙のトーンがいつもより落ち着いているような印象です。
夏に嬉しい水色が涼しげな表紙です。
展覧会などはかなりコロナの影響を受けたと思います。コロナからの脱出をテーマにしたかのような新しい雰囲気の表紙です。
手書きのタイトルが全体の雰囲気を牽引しています。
黄色の階調で作られた地図がトーンを揃えています。。
人形の写真と赤いベンチの取り合わせが雰囲気を作っています。
チーズを削る写真とトリミングで動きを出しています。
AIが描いた手塚治虫の新キャラクターがメイン。タイトルの作り方も秀逸です。
フリーペーパーや街中で手にとるパンフレット、フライヤーなどの媒体は人の外出が減れば当然需要が減っていきます。一方でPCやスマホのモニター上だけから受け取る情報量には限界があリます。
よりざらついた情報の伝え方ができるツールとして紙媒体の使われどころは変わっていくのではないかと思っています。例えばECなどで商品に封入されるパンフレットやブランド紹介ツールなどダイレクトに顧客に訴えることができる場所で使われるツールは徐々に増えていくのではと思いました。実際今一つ仕事でオンラインで販売する商品の説明ツールをリッチな印刷仕様で制作する案件が入っていたりもします。
今後紙媒体は少量高品質へとシフトしていくと思うので、印刷のレベルは上げていく必要がありそうです。
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