畑を耕すようにデザインの事を考えるデザイナーのためのマガジンPeeji(ペエジ)。

2014.7.29

装幀のなかの絵 有山達也


マガジンハウスから出ているクウネルという雑誌を初めて見た時、今でこそクウネルのような芯の通った写真の力を最大限に生かし、それ以外のデザイン要素は最小限に収める引き算系とも言えるデザインの雑誌は珍しくないですが、それまでマッチなデザインの雑誌しか読んだ事のなかった自分には衝撃的で、こんなにあっさりしていていいんだと感動すらしました。

そんなクウネルをはじめ様々なデザインを手がけているグラフィックデザイナー、有山達也さんのデザイン観が書かれている本書。

装幀のなかの絵

書店で手に取った時本の形が正方形に近くて、不思議なサイズ感だなと思い、開いてみると小口に余裕があり、ノンブルの位置も絶妙というか微妙な位置、ページをめくっていると、1ページ飛ばしたかなと思うほど紙が厚め。 天の方は断裁されていないのに、持った時指が触れる地の方だけ断裁されていて、全体的に未完成のような雰囲気があります。

装幀のなかの絵

内容は、イラストレーターや編集者とデザインを進める上でのやりとりなどが中心で、アートディレクションに関するお話がメインです。 内容もなんとなく現在進行形のような感じがして、さくっと読めてしまいました。 装丁と本の中身がとても良く合っている良書でした。

装幀のなかの絵 (四月と十月文庫3)


縞模様の歴史

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