2014.6.11
グラフィックトライアル 2014 印刷博物館P&Pギャラリー
小石川の印刷博物館にてグラフィックトライアル2014が開催されます。
凸版印刷のプリンティングディレクターと協力し、印刷グラフィック表現の可能性を探るこの展示、今回は浅葉克己さん、水野 学さん、長嶋りかこさん、南雲暁彦さんが参加されるそうです。(写真は2013年の勝井三雄さんの作品です)
今回のテーマは「響」ということで「音や声が空気に伝わること」などを印刷を使って表現するとか。
また、会期中はトークイベントもあり参加クリエーターの浅葉さんをはじめ、服部一成さんやニコライ・バーグマンも参加予定です。
このトライアルの面白いところが、オフセット印刷とグラフィックのシンプルな組合せで表現を追求するところです。
最近では、グラフィックやオフセットでの表現を追求せず、即物的な特殊加工などに頼りがちなところがあります。あまりにもごてごてとリアルな印刷物は受け手の想像力を殺してしまうし、作り手の創意工夫も減ってしまうところです。
グラフィックで時代を作ってきた先輩方がどのような表現をされているのか今から気になります。
http://biz.toppan.co.jp/gainfo/gt/

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