畑を耕すようにデザインの事を考えるデザイナーのためのマガジンPeeji(ペエジ)。

2017.8.13

PIE International フォント マッチングブック アイデア秀逸


PIE Internationalから今年1月に発売され、ちょいちょいいろんなところで見かけていたフォントの新しい組み合わせに気づかせてくれる書籍の紹介です。

モリサワ、ヒラギノ、タイプバンク、アドビシステムズ、字游工房、フォントワークスの109の書体を手でめくり、組み合わせることでいつも決まった組み合わせになりがちな書体の意外な組み合わせに気づくと言う、こなれてきたデザイナーや新しい雰囲気を探す編集者におすすめの本書。

フォントマッチングブック 表紙

シンプルでリング製本ということもありなんとなくモンセンの見本帳を思い出させます。

フォントマッチングブック 使い方

リング製本になっていて1ページが3段に別れる仕様になっています、上から大見出し、リード、本文となっていて基本的な文字組で使われるパターンが網羅されています。

フォントマッチングブック 中面

左ページは縦組み見本、右ページは横組み見本となっています。
※写真はPIE Internationalより。


こちらは紹介動画。

実際に触れて見て思ったのは、普段フォントを選ぶ時はPC上で選んでいますが書籍や雑誌のデザインをする時はやはり印刷されたインクの質感を伴ったもので選べると、イメージがより湧くと言うところです。

デザインといえばスマホやPC上で見ることの方が多くなってしまいましたが、こんな時代でありながらフォントの専門誌が日本デザイン史上最も多く出ているのではと思われる現在、特に紙媒体に携わるデザイナー必見の出るべくして発売されたような書籍です。

フォント マッチングブック


縞模様の歴史

関連記事

こんな雑誌を待っていた文字マニアのためのTYPOGRAPHY

デザイン関連の書籍が増えた気がします、いやもともといっぱいあったのですが作品集とかアイデア本とかレイアウトルールとか詰まった時に索くような本が多かったのですが、ここ最近は特に印刷関連と文字関係の本が増

フォントワークス

フォントワークスとMonotype社が業務提携 CIとCPサイトをリニューアル

フォントワークスとMonotype社が業務提携を行いました。

ヘルベチカブック

書体へのマニアへの誘い helvetica book

デザインをするしないにかかわらず知っている人が多いであろう書体ヘルベチカ、なんとなく知っているようで実は知らなかったり、ヘルベチカだと思っていた書体が実はヘルベチカじゃなかったりといろいろなことに気が

文字詰め

欧文文字詰め 超入門編 ツメツメとアキアキ

デザイン=文字を組むというのが仕事の9割を占めています、文字詰めもただ詰めれば良いのではなく使いたい場所にあった文字詰めをしなければいけません、自分がデザインをする時どのようなプロセスで文字詰めをして

detail in typography

ディテール・イン・タイポグラフィ 読みやすい欧文組版のための基礎知識と考え方

世界的に有名なスイスのブックデザイナー、ヨースト・ホフリが書いたタイポグラフィの入門書『Detail in typography』の日本語版が登場。

typografia

typografia チェコの文字と印刷の雑誌

古書市で見つけた文字と印刷の雑誌です。 1980年だから35年ぐらい前の雑誌ですが雰囲気はもっと古い雑誌のように見えます。

フォントのふしぎ

フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうにみえるのか

本書では町でよく見かけるブランドやショップなどで、だれでも一度は目にした事のあるロゴタイプに使われているスタンダードなフォントを入り口に中心にしてフォントの使い方を解説してくれます。

砧書体製作所 書体見本

【レビュー】Fontplus 丸明オールドの片岡朗さんと副田高行さんのいい話。

前回、フォントワークスの書体デザイナー藤田重信さんで非常に楽しませていただいたFONTPLUS DYA vol.3に行ってきました。

にじみフォント比較

大日本印刷 にじみフォントと筑紫明朝

font,fontplus,大日本印刷,にじみフォント,藤田重信

源ノ明朝

Source Han Serif 源ノ明朝 7ウェイトを伴ってリリース

AdobeとGoogleの共同開発した源ノ明朝をヒラギノ明朝と比較してみました。

書籍デザインのポスト

タイポグラフィーのポスト

お気に入りアイテムのポスト

デザイン理論のポスト