畑を耕すようにデザインの事を考えるデザイナーのためのマガジンPeeji(ペエジ)。

2017.5.31

柳宗理 バタフライスツール 誕生60周年記念、企画展が開催


「BUTTERFLY STOOL 60th」が6月6日から金沢美術工芸大学 柳宗理記念デザイン研究所で開催されます。

柳宗理 バタフライスツール 誕生60周年記念 公式サイト

柳宗理さんの「バタフライスツール」が2016年に60周年を迎えたそうです。発表以来日本だけでなく世界で評価され続け、ニューヨーク近代美術館(MoMA)やルーブル美術館など各地の美術館にも収蔵されています。

バタフライスツール60周年
※展覧会公式サイトより

展覧会要旨 公式サイトより
 「バタフライスツール」の印象的で軽やかなフォルムは、手遊びのように紙を折り曲げる中でうまれました。柳はこのかたちを実現させるため、仙台の産業工芸試験所で成形合板の研究をしていた乾三郎氏のもとを訪ねます。乾氏の協力で、当時の企業として日本で初めて成形合板を実用化した天童木工と研究・開発を行うことになり、約2年の試行錯誤を経て1956年の発表を迎えました。「デザインはひとりでするものではない」という柳の言葉に現れるように「バタフライスツール」はデザイナーとメーカーの協働によって完成したのです。
 本展では、発表当時のオリジナルを含む様々な「バタフライスツール」を展示し、その60 年の歩みを振り返るとともに、成形合板技術についてもご紹介いたします。

柳さんといえば、以前読んだ何かの本でCADなどを使い頭だけでものづくりするのではなく、手を動かしてものづくりする事を推奨されていたのが印象的で、とてもシンプルな形状ながら最初は紙で模型を作り開発した、バタフライスツールが着手してから2年間もリリースまでにかかったと聞かされると、3Dプリンターでラピッドプロトタイピングが可能な現代ではプロトタイプ作りで刻々と変化するものづくりは体験しにくいのだろうなと感じます。

バタフライスツール60周年
※展覧会公式サイトより

下記本では柳さんの作品が大きな写真で紹介されており非常に見やすく、しかも装丁を柳さん自身で手がけられているので本の手触りから柳イズムを体感できるのでオススメです。

柳宗理 デザイン


縞模様の歴史

関連記事

ガラパゴス化する印刷 装丁の力

最近デザインを志望している人に会うと本の装丁がやってみたいという人によく会います。最近は自分で製本して本を作るのがちょっとブームのような感じになっていてワークショップもよく見かけます。

ROHDIA

RHODIA 爆買い、でもないか

いろいろありましてRHODIAを爆買いしました。

good design store by nohara

グッドデザイン賞の賞品を集めた「グッドデザインショップ」がオープン

「GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA」が、KITTE 丸の内に4月28日オープン。

BTL

フリーペーパーのデザイン 12種 入手場所付き

フリーペーパーのデザイン紹介、今回はそれぞれの入手場所も書いてみました。

装幀のなかの絵

装幀のなかの絵 有山達也

クウネルをはじめ様々なデザインを手がけているグラフィックデザイナー、有山達也さんのデザイン観が書かれている本書。

DRAFT 宮田識 仕事の流儀

DRAFT 宮田識 仕事の流儀 やっぱりKindleより本なのか

DRAFT 宮田識さんの仕事に対する考え方が詰まっています、装丁も素晴らしいです。

真四角

江戸から現代へ 書体プロジェクト「真四角」初の個展を開催

デザインプロジェクト「真四角」による初の個展「真四角博覧会」を開催。

unico

パンフレットのデザイン11種 東京メトロ、unico、ほか

今回は家具屋のunicoさんなどイラストや写真をうまく使ったものが中心です。

PLAYIGO

8/02/CUBE ヒカリエ PLAY IGO

会社の近所にあり、毎日通っていながら全然上に上がった事がなかったヒカリエの8Fに上がってみました。

typografia

typografia チェコの文字と印刷の雑誌

古書市で見つけた文字と印刷の雑誌です。 1980年だから35年ぐらい前の雑誌ですが雰囲気はもっと古い雑誌のように見えます。

書籍デザインのポスト

タイポグラフィーのポスト

お気に入りアイテムのポスト

デザイン理論のポスト