2016.6.19
約1週間COPPERPLATE GOTHICを意識してハントした結果
広告、雑誌、Webと毎日一度は見かける日本語フォントといえば筑紫丸ゴシックや筑紫明朝ですが、欧文フォントで同じように見かけるフォントといえばCOPPERPLATE GOTHICでしょう。
ウェイトの違いで表情の違いはあれどよく見かけるなーと思っていたのですが暇だったので先週の火曜日から日曜日までハントしてみました。
出かけたエリアといえば品川、銀座、新宿、羽田空港など、仕事も多かったのでお店を見て回ることも少なかったのですがそれでも写真を撮ったもの、その場で撮れなかったものを含めると17点!期間は6日間ですが実際街に出かけたのはそのうち4日間なので一日4回以上は見ていることになります。
なんでこんなに浸透しているのかの分析はまた今度にしますがやや飲食、文房具、やや裕福目の顧客層という傾向があるもののそれが全てというわけでもないのが面白いです。
それでは17点ご覧ください。
食べ物系
まずは品川のパン屋さん、雰囲気マッチしてます。
COPPERPLATE GOTHICが広まる一番のきっかけとなったのではと踏んでいるお店、DEAN & DELUCAのパンフレット。
浜松町、モノレール乗り場でN. Y. CARAMEL SAND。
写真撮りそびれましたがKIHACHIです。
雑貨系
銀座ITOYAよりLICORNE。
同じくITOYAよりMOLESKINE、こちらCOPPERPLATE GOTHICを元にしているようですが、セリフに少し特徴があります。
さらにITOYAからCOLOR CHART
とある施設のトイレにてトイレットペーパー。
同じく浜松町BREITLING。
看板・サイン系
銀座近辺路上にてEDOBUS。
場所変わって新宿のTERRACE CITY。
銀座でTHE GOLD。
銀座交詢ビルのサインです。
銀座中央通り沿いで見かけたPHYSICAL LAB。
日比谷線中吊り広告。
さらに写真が撮れなかったものでプラチナドンキー、雑誌でWOOL STITCHがあります。
以上写真なしも含めて17のハント事例いかがでしたか、これがヘルベチカとかになるとぱっと見で誤認したりするので正確にカウントできないところもありますが、印象に残りやすいのにくどくなく使いやすい所が乱発されてしまう理由でしょうか。
実際に街中でハントしなかったので挙げなかったものでもパッと思いつくのでPIERRE MARCOLINIとかもありますし、やはりやや飲食系でよく見かける気がします。特に飲食店のメニューとかサインなどでしょうか。
引き続き調査して分析していきたいと思います。
DEAN & DELUCA―Living with Food

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