畑を耕すようにデザインの事を考えるデザイナーのためのマガジンPeeji(ペエジ)。

2015.9.16

100 Tools 自分の道具 編集の仕事


本屋さんをブラブラしているとグルビさんの100の道具のような本が売っていました、思えば「TooLs」から始まったのか100の○○的な本をよく見る気がします。
TooLs

TooLs
猪熊弦一郎さんの「物物」、ソニア・パークの「ソニアのショッピングマニュアル」なんかも同ジャンルでしょうか。元祖みたいなところだと「Whole Earth Catalogue」は知る限りこの系統で一番古い雑誌だと思います。

内容としてはアーティストや文化人のベストバイ、もしくは愛用の道具といったものを美しい写真とともにひたすら並べていくといったもので、なにも考えずにただ眺めるだけで楽しく、あるいは自分でものを選ぶときの指針となったりするような本です、思えば先日ご紹介した「THE SHOP」も同じ概念のリアルショップ版ですね。

編集の仕事

もともとあるものを再構築して新しいものを作るというのは編集の仕事だと思うのですが、今後編集の仕事はどんどん増えて行きますね。

世の中みんな何かを常に探しているけど探すのが面倒くさい、Pinterestやまとめサイトのようなメディアがこれだけ支持を得ているのも見てもよくわかるし、もので探すのでなく編集されたものを探すのが当たり前になってきてます。

編集というものはもともと雑誌や書籍などでプロの編集者と呼ばれる人のみに許されてきた仕事ですが、情報が溢れかえるネットの中でそれをまとめるのをプロの編集者だけにまかせるにはあまりにもソースが多すぎました。

いろいろなジャンルのプロフェッショナルがそれぞれのジャンルを編集する、今はネットだけで編集が盛んですがネット以外のリアルの場でも編集的活動は増える予感がします。

たとえば尾道デニムプロジェクト、尾道で行われているユーズドデニムの新しい形です。デニムをただ売るだけではなく様々な職業の人に履いてもらい個性的な色落ちをストーリーとして伝え付加価値として売る。

既存のデニムの売り方を再編集したかのようなアプローチは別の商売にも応用できそうです。自分もデザイナーとして編集の仕事への関わり方を考えていきたいと真剣に考えていかなければと猛省。

今回のおすすめは編集という仕事を書籍などの編集という狭い枠組みではなく、雑誌から広告、展覧会、デパートなど多くの枠組みで捉えられると提言する一冊菅村雅信さんの「はじめての編集」。基本的な編集の歴史から世の中を動かす企画の成り立ちなどが詰まった一冊です。

はじめての編集 [単行本]


縞模様の歴史

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