2013.5.17
こんな雑誌を待っていた文字マニアのためのTYPOGRAPHY
デザイン関連の書籍が増えた気がします、いやもともといっぱいあったのですが作品集とかアイデア本とかレイアウトルールとか詰まった時に索くような本が多かったのですが、ここ最近は特に印刷関連と文字関係の本が増えたような。
ちょっとセンスがあればパソコン使ってそれなりなものが作れてしまうので、デザイナーじゃない人が文字や印刷に関わる機会が増えたからでしょう。
文字好きな自分としては小林章さんとかの文字解説など読む機会が増えて嬉しい限りですが、この空前のタイポブームを決定づけたのがtypographyというそのものずばりなタイトルの雑誌が発売されてからな気がしているこの頃です。
雑誌と呼ぶには決して安くない2000円という値段設定にもかかわらず青山ブックセンターのデザイン書籍売上部門で一位になりvol.2も変わらず売れているようです。
内容もvol.1のフォントを作ろうやvol.2のロゴを作ろうなど文字にちょっと興味が出てきた人にも安心かつプロの探究心も満足させていただける内容となっておりどんな方でも満足していただけると請け合いです。
さらに初回版は活版活字のタイポグラフィが施されたマスキングテープやマグネットなどかっこいい文字が書いてあ
るものならDMでもなんでもとっておいてしまう人にはたまらないおまけ付。
これは一家に一冊置いておきたいですね。

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